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2008-11-28(Fri)

ちょっとした話 12

12、『演技する・しない』
  「舞台で『演じない』、芝居をするな。」
 と、よく言われますね。 「素晴らしく『演じた』。」 とも、言います。   ?どっち~?
?演技って『するの』『しないの』?
  アニシモフ氏いわく …「せめて、舞台の上では『演技をしない』で下さい。」 ?せめて舞台の上では?演技をしない?
  お芝居って創られた世界で、『演技をする』ものでしょ?
 日常はリアルな世界で、『演技をしない』ものでしょ?
  いわく
 …「みなさん、よ~く思い出して下さい。日頃、あなた方は演技をしていませんか?
  例えば仕事で、ニッコリ愛想よくしたり、相手に話を合わせたり。 心の中はもうタイヘンな事態なのに、平気そうな演技をしたり。 「相手のために気を遣ったり、仕事を失わないため、報酬を得るために、たくさんの演技をしているはずです。
 
 親しい仲間のあいだでも、必要ならば演技をしているものです。 思っていることや感じていることをそのまま全部言ったら、行動したら、たいへんなことになります。」
 
 
 確かに、われわれは生活の中で、ずいぶん演技をしている。グッとこらえて我慢したり、まぁいいか~と妥協したり…。
 
 日常生活で『誰も演技をしない』となると、世の中、物凄いことになりそうです。
  いわく …「舞台上には、《利害関係》が存在しません。持ち込んでもいけません。 だから、演技をする《必要》がないのです。」
  《利害関係》…例えば、
 
「わぁ、台本に罵倒すると書いてあるよ~。けど、あの先輩にこんなこと言えない~。」
ナンてぇのはナンせんす(韻を踏んでみました…つまらん、すみません)。
  それは単に、『日常のリアル』を持ち込んでいるだけ。 『日常のリアル』を見たいなら、劇場に来ることなく人々の中に入って行けばよい。
  私達が追求するのは、『創造活動におけるリアルさ』…『リアリティ』という英語を充てるのは正しいのかな? 『リアル』と『リアリティ』とは、違うわけです。
  いわく …「演技を『する』のは、非常に疲れます。芝居の中で疲れた役という設定ならよいのですが、役者本人が自分のウソに疲れるのはよくありません。 心の余分な疲れを見せられても、観客は喜ばない。
  私たちは、俳優のこのウソの芝居を見る時、『演技をするな!』と言うのです。」
  フムフム、つまり良くない意味での『演技をする』とは、内面がからっぽなのに『フリをする』ということなんだろうな。
  ここまでの文章の『演技』を『フリ』に読み替えると、ピッタリくるかも。
  いわく …「みなさん日頃、生活の中でたくさんの《演技する・される》に疲れ果てているのです。 ですから、せめて舞台上では《演技》をせず、疲れを癒して下さい。
  そうすることで、観客の心の疲れも癒して下さい。」
  観客の疲れを癒す!奥深いぞ、スタニスラフスキー・システム!
  では、また…。

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