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2009-01-18(Sun)

ちょっとした話 15

15、『意識とバランス』
  ある日、ふつうに講義が進んでいた。
 
  突然、アニシモフ氏がのたまった。
 
 …「私はこうして話をしています。 しかし、私に話をさせているのは、いったい誰なのでしょう?」
  ナゾ掛けみたいで、すぐにはなんの話かわからなかったけれど、直感でゾ~~ッとした(オカルトかよっ!…ってのではなく、不思議な感覚に襲われてゾ~~ッとしたのです)。
 
 
 『意識・意思・心・魂』についての話だったと思う。
 
 
 私に話をさせる存在…。
 
  自分に置き換えて考えてみる。
 
  今、文章を書いている。これを書いているのは私。
  では、書かせているのは…誰?
 
  確かに《私》のような気がするし、私だし…。
  この肉体が器で道具ならば、それを行動に駆り立てるのは、何か?
 
 脳?
  脳も人間の器官のひとつ。では、脳を働かせているのはナニか?
  なんでしょう?
 
 
 私たちの魂?
 意識?
 それは、どんな存在なのだろう。
  それは、体のどの部分に宿っているのか?
 
  やはり脳でしょう。
 
 いやいや心臓だよという人も。
 
 …丹田だという人もいます。
 肚(ハラ)の真ん中ですね。
  正解を見つけることは難しいでしょう。また、そんな観念的なことばかりを考えるのも、よろしくない。
 
 行き過ぎたファンタジーの世界にはまってしまいます。
  でも、時々考えるのもいいんじゃない?
 
 『超意識』(今回は、そこには触れませんが…)についても。
  ところで、舞台上で、二つの意識を認識することがあります。
 
  創造活動の中にいる《私》と、
 
 それを冷静に見守る《私》。
  実は、日常生活でも、多くの人がこの感覚を体験しているはずです。
  何か大切な曲面に立った時などに。
 
  行動している《私》という意識。
  行動させて(観察し見守って)いる、もうひとりの《私》という意識。
  …二つの意識は、同じものかもしれないし、違うものかもしれない。
  けれど、二つを同時に知覚することがあるのは事実。
 思うに、要は『バランス』ということではないかな。
  いわく、
 
 …「スタニスラフスキーは言っています。
 
 俳優は芝居が終わったら、きちんと日常生活に帰って来なければなりません。
  あちらの世界の虜になってはいけません。」
  《俳優》とは職業の名称であって、そんな人種がいるのではない。
  どんな人も、仕事や学校が終われば、家に帰って《会社員や学生》からフツーの《私》に戻る。
 
  俳優業も同じ。
 
 …「夢の世界の住人になってはいけません。
  スタニスラフスキー・システムは、実証可能な、純粋に科学的なものです。
  奇跡のような瞬間はあっても、超常現象のような、ファンタジーとは違います。 プロの俳優は、バランスをとることを習得しなければなりません。
  自らをコントロールできるようにならなければなりません。」
  そうだなぁ~、勘違いしてテングになったり破産したり、病気になったりする人はたくさんいます。
  注目を集めたくなり、特権が欲しくなったりします。
 
 
 きをつけましょう。
 
 俳優は、怪物と闘える夢のスーパーヒーローではなく、《人間》なのです。
 
  くわばら、くわばら…。
  では、また…。
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